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男性型脱毛症(AGA)は100%起こる - 薄毛の原因

 薄毛の原因のほとんどを占めるのが男性型脱毛症(AGA: Androgenic alopecia)で、私自身も男性型脱毛症に悩んでいます。日本では、成人男性の4分の1ほどにあたる1000万人以上が薄毛で悩んでいるとされており、そのほとんどの原因は男性型脱毛症です。アメリカでは日本の4倍にあたる4000万人の人が薄毛で悩んでおり、薄毛対策市場は1800億円($1.5B)ほどの巨大市場に成長しているそうです。また、薄毛に悩むのは男性ばかりではなく、薄毛に悩む人口のうち4割は女性であるというデータもあります。アメリカでは2000万人の女性が薄毛で悩んでおり、その多くの原因は女性の場合でも男性型脱毛症です。

 男性型脱毛症は英語でAndrogenic alopeciaといい、AGAと略して呼ばれることもあります。Androgeneticという単語の「Andro」とは「男性型」という意味で、「Genetic」とは「遺伝性」という意味です。なお、「alopecia」は脱毛症の意味です。すべてを正確に訳すると、「男性型遺伝性脱毛症」ということになります。日本語の「男性型脱毛症」という一般名称には「遺伝性」という意味合いが抜けていますが、「遺伝」は男性型脱毛症を特徴づける、とても重要なキーワードです。私の場合も父が薄毛で、父と同じように20代から薄毛が進行し、薄毛の形もまったく同じように進んでいます(以前は母方のみからの遺伝とされていましたが、現在は両方の親から遺伝するとされています)。

 男性型脱毛症の人が薄毛の原因について考える場合、「ストレス」「脂が多い」「栄養の偏り」「血行が悪い」などが原因しているのではないかと真剣に考えます。でも、実際はほぼ「遺伝」が原因であると言い切ってしまってもかまいません。両親や両親の祖父母がハゲていないのに薄毛が気になる人は、男性型脱毛症以外の原因が考えられます。でも、両親に男性型脱毛症が見られないのに、本人だけ男性型脱毛症になるケースも多いようです。その場合も、両親からの「遺伝」というより、「遺伝性」、すなわち「遺伝子レベルで決定されている」症状であると理解できます。そのため、「ストレス」が無くなっても、「血行」が良くなっても、男性型脱毛症の根本を直すことはできません。薄毛の症状は、20代で20%の男性に現れ、30代では30%、40代では40%に現れるといわれ、次第にそして確実に年齢と共に確率が高くなります。そのままの確率を適用すれば100歳になれば100%薄毛になるということで、時期が早いか遅いかの違いだけで、誰でもが男性型脱毛症になることを運命付けられているといえます。男性型脱毛症が問題となるのは、比較的若くから男性型脱毛症の症状が顕著になってしまう場合があるからです。



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  更新日: 2007年11月 7日


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