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自毛植毛4つのキーワード - 自毛植毛を詳しく解説

1.自分の髪を使う

 他人の髪や人工毛を使わないので拒絶反応が無く、とても安全な手術であるのが特徴です。人工毛を利用すると頭皮に定着しない髪が1年に25%−50%程度抜け落ちるので、毎年補強し続ける必要がありますが、自毛植毛は植毛した髪の95%が定着しほぼ一生に渡って生え続けます。自分の髪なので周りの髪と同じように生え、白髪にもなります。どんなにハゲが進行していても6−7割の頭髪は残っているといわれますが、その残存し続ける髪の一部を切り取り、薄毛の部分に1株1株に分けて植え込みます。人は髪のボリュームが50%程度の密度でもある程度髪が生えていると錯覚するので、視覚的には薄毛が回復したように見えます。でも、かつらや人工毛植毛のようにフサフサの髪に戻すことはできません。

2.ドナードミナンス

 薄毛の場所は頭皮の地盤が弱いので、移植した髪もしばらくすると抜けてしまうのではないかと心配する人がいるかもしれません。「頭皮が硬くて血行が悪いから薄毛になる」という俗説がありますが、その論理からすると、薄毛の部分に髪を植えても抜けてしまうことになります。でも、髪には「ドナードミナンス」と呼ばれる性質があり、ドナー(後頭部から採取する髪)の方の性質を受け継いで、薄毛部分の頭皮でも生え続けます。遺伝的に薄毛に影響しないようにプログラムされている髪は生え続けるのです。自毛植毛を良く知ると、「頭皮の血行が悪いから薄毛になる」という説が明らかに間違っていることが分かります。自毛植毛では、植毛された髪の95%以上の髪が定着し、一生に渡って生え続けます。

3.マイクログラフトとデザイン

 1回の自毛植毛では、おおよそ1000本から数千本の髪を含む皮膚を後頭部から採取します。それの皮膚を、植毛するサイズに1株1株切り分けしていきます。頭皮を拡大してみると分かるのですが、髪は自然に2−3本の塊になっています。その2−3本の塊単位に分けた株を「マイクログラフト」と呼びます。自然な生え方のデザインを考慮して、田植えのように1株ずつ植えていきます。1株1株が植毛後に毛細血管に結びついて蘇生しやすくするため、ある程度間隔をおいて植えます。そのため、1回の手術では完全にフサフサに戻ることはありません。例えば、1回に30%ぐらいの密度で植毛すると、元々20%の密度で髪が残っているとすれば、30%+20%で50%の密度にアップします。この1回で充分と感じる人もいれば、さらに密度を上げようと2回以上自毛植毛を受ける場合もあります。マイクログラフトがこのような自然なデザインと柔軟な密度を可能にしているのですが、美的センスのない雑な自毛植毛クリニックで手術を行うと、逆に不自然な仕上がりになるという危険性も考えられます。また、将来のはげ方まで考えてデザインしてもらうことが重要です。

4.メンテナンスフリー

 手術直後は植毛された髪の部分にカサブタが目立ちます。カサブタは通常1週間ぐらいで治ります。早くて手術2、3日後には会社などへ社会復帰できますが、カサブタや髪の状態が気になることがあるので、やはり1週間ぐらいの休みが取れる時に手術したいものです。そのため、夏休み、ゴールデンウィーク、年末年始などは、自毛植毛の手術は予約で混雑しているようです。手術後は、2週間後に後頭部のドナー部分から採取された皮膚を縫い合わせた場所の抜糸があるぐらいで、それ以降は髪が定着するので自然に生えている髪と同じように扱うことができます。



  更新日: 2007年11月 8日


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