自毛植毛の適正年齢と適正者について - 自毛植毛を詳しく解説
通常、自毛植毛は25歳以下の若者には実施しないほうがよいとされています。ISHRS(国際毛髪外科学会)のホームページにも、21歳以下の若者には自毛植毛がすすめられない理由が書かれています(When Young Men Lose Hair Before Age 21)。25歳まで自毛植毛が適さないのには、以下の理由があります。
・25歳までは薄毛の将来のパターンがまだはっきりわからないから(植毛後薄毛が思わぬ方向に進行したときに、薄毛部分と植毛部分との間隔が広がってしまう可能性が高い)。
・若者のレベルに合うように密度を高くして植毛してしまうと、将来その密度を保ち続けなくてはならず植毛のコストがかかる。
・若者は期待が高くなりがちで、現実以上の結果を求めやすい。
・もともと25歳以前までに植毛が必要になるほどの薄毛になる人はほとんど無く、プロペシアなどの薬の治療がすすめられる場合が多い。
私もアイランドタワークリニックに自毛植毛のカウンセリングに行ったとき、私の薄毛はかなり進行しているほうであるのにも関わらず、頭頂部の薄毛に関してはまずはプロペシアを試してから自毛植毛を考えても遅くないとすすめられました。ちゃんとした自毛植毛クリニックであれば、患者の希望にもよりますが、まず薬での1次治療を試みてから、2次対策として自毛植毛をすすめます。プロペシアなどの薬を飲んでも効果が出ない人や、効果が期待以下の場合は、自毛植毛を考えるのがよいでしょう。
いずれにしても、自毛植毛は若い頃の髪に戻すものではなく、どちらかというと実年齢の適正な髪型に戻すという目標で望むのが正しいようです。25歳以前に始めてしまうと、若い頃の高い理想を維持し続けなくてはいけなくなります。年齢が25歳以降であれば、高齢で健康上の問題が考えられる場合以外は、年齢が高めなほど比較的満足度が上がります。
また、年齢以外にも、自毛植毛に対する適正判断はいくつかあります。以下が自毛植毛に向いている人の例です。
・後頭部の髪が健康である。
・後頭部の皮膚がやわらかくゆとりがある。
・後頭部の髪の密度が高い、または太い。(アジア人の毛は太いので有利)
・髪に天然パーマーが少しでもかかっている。(カールしていると薄毛部分を低密度でもカバーしやすい)
・髪の色が肌の色に近い。(金髪の外国人はより適正が高い。アジア人は頭皮と髪の色に差があるので不利)
・頭の形が縦に細長い。(日本人によくある横広りの頭の形の場合、より多くの生え際ラインを植毛する必要があるので不利)
・ケロイド体質でない。(傷口がすぐにみみず腫れしてしまう体質の人は、後頭部のドナーの傷が目立つ可能性があって不利)
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参考文献 参考サイト
日本の書籍やホームページで得られる情報は、情報にかたよりがある場合が多いです。当サイトでは、薄毛対策先進国のアメリカからの情報をメインとし、その中でも最もバランスが良く信頼のおける情報を厳選しました。以下の4つが、主にこのサイトを書くために参考にした情報源です。
『Hair Loss Answers』
『The Bald Truth』
ISHRS(国際毛髪外科学会)のウエブサイト
http://www.ishrs.org/
FDA(米国食品医薬品局)のウエブサイト
http://www.fda.gov/
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