機械やレーザーを使った自毛植毛 - 自毛植毛を詳しく解説
マイクログラフト植毛は労働集約的で、とても人手と手間がかかります。特に、ドナーの毛を何千もの株に切り分けるのは、長時間の集中力が必要な作業となります。通常数人のアシスタントによって、ドナーが切り取られてすぐに、時間勝負で新鮮さを失わないように株分けされます。その骨の折れる作業を、機械を使うことによって解決しようとする試みがあります。その代表的なものは、ドナーを切り分けるヘアトームという機械です。この機械が作られた当時は、卵のスライサーのように、ドナーの髪を無条件に細かく切り下ろすようなものでした。このやり方で多くの労働費と時間を節約することができますが、貴重なドナーの髪の多くが途中で切断されて使い物にならなくなる恐れがありました。悪いときは切断したドナーの半分しか使い物にならず、しかも使ったものの多くが細い毛にしか成長しなかったということも起こりました。
その後機械は改善され、髪のある部分と脂肪の部分の硬さの違いを検知して、毛包をなるべく避けて切断するようになりました。ドナーの髪をロスする率も2−3%となり、人手による株分け作業によるドナーのロスが1−5%と幅があるのに比べて安定して切断できるとも言われています。その機械はアイランドタワークリニックなどで使用されています。機械を使うと思うと抵抗を感じますが、生命に関わるようなペースメーカーやその他の医療システムなども機械で行われていると思うと、人手よりすぐれた機械が誕生すれば、それを活用することに問題はないといえます。でも、今のところ植毛に関しては、機械が人手のきめ細やかをまだ上回っているとはいえないようです。いずれにしても、機械を使うのは人間(医者)ですから、医者の信頼性が最も重要になります。
また、レーザー植毛というものも存在します。レーザー植毛とは植え込むための穴を作るときに、レーザーで穴を空ける手法です。レーザー植毛を推奨する立場の人は、レーザーで穴を空けることで出血もなく、メスでスリットをつくるより、より自然な仕上がりにできるとしています。でも、実際の結果はそれほど目立った仕上がりのよさが確認できないことが多かったようで、結果としてとても高額なレーザー機器は広まりませんでした。また、デメリットとしては、レーザーの熱を使うことで、レーザーを受けた場所やその周りの細胞が壊れるという恐れもあり、それが傷跡として残ることもあったそうです。その場合、薄毛を隠す以上にレーザー跡を隠すのに苦労するという皮肉な結果にもなりえたそうです。また、メスでスリットを開けた場合に比べて、治るのに時間がかかるのもデメリットとしてあげられています。
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参考文献 参考サイト
日本の書籍やホームページで得られる情報は、情報にかたよりがある場合が多いです。当サイトでは、薄毛対策先進国のアメリカからの情報をメインとし、その中でも最もバランスが良く信頼のおける情報を厳選しました。以下の4つが、主にこのサイトを書くために参考にした情報源です。
『Hair Loss Answers』
『The Bald Truth』
ISHRS(国際毛髪外科学会)のウエブサイト
http://www.ishrs.org/
FDA(米国食品医薬品局)のウエブサイト
http://www.fda.gov/
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