ひげ、眉毛、まつ毛を自毛植毛したい場合 - 自毛植毛を詳しく解説
頭髪以外にも薄毛で悩む場合があります。代表的なのはひげで、眉毛、まつ毛の植毛を求める人もいます。さらに、アジア人の場合はアンダーヘアが生まれつき薄い人もいるので、アンダーヘアの自毛植毛が行われることもあります。どの部分に植毛するにしても、大抵は後頭部の髪がドナーとして使用されます。その場合、各パーツに合った長さや太さの髪を使用することが望まれます。それでも長さが完全には合わない場合がほとんどなので、植毛後は1ヶ月に1回ほど散髪のようにカットしたり整えたりする必要があります。
まず、ひげへの植毛についてですが、ひげは髪の毛の次に一般的な自毛植毛の場所といえます。ひげ自毛植毛の一番の問題は、ひげを剃る必要が出たときです。あごひげなどはまだ目立ちませんが、口ひげは顔の一番目立つ場所にあります。そのため、ひげが許されない会社に転職した場合など、ひげを剃っても目立たないかを考えなくてはいけません。確かに口ひげでもまったく植毛跡が目立たない場合があるようですが、これは個人差や医者の技術によることが多いようです。アジア人は西洋人より若干傷跡が目立ちやすいそうです。なお、一時的にひげを生やしたいだけであれば、プロピアにヒゲのヘアコンタクトがあるそうで、映画などにも使用されているようです。
眉毛やもみあげなど、剃ることの無い場所であれば、植毛の傷跡はそれほど問題になりません。眉毛は顔を構成するのに重要なパーツですし、眉毛が薄くて悩んでいる人は、植毛で解決できる可能性が高いです。眉毛を植毛する際にまず重要なのが、原因の診断です。原因によっては植毛が合わない場合もあります。例えば、元々眉毛が薄い人は植毛の対象になりますが、眉毛を無意識に引っ張る癖による脱毛(けん引性脱毛症)によってすべての眉毛を失った場合は、まずその癖を治さないと植毛してもまた抜き取られる可能性があります。また、事故ややけどなどで眉毛が部分的に無くなってしまった場合は、その部分の皮膚が眉毛を生やせる状態にあるのかを診断する必要があります。さらに、一時的な脱毛と診断された場合は、数ヵ月後にまた生えてくる可能性があるので、植毛しないほうがよいです。
また、植毛の手法として、後頭部などから眉毛の大きさの皮膚を切り取って、そのまま皮膚移植(1株1株に分けない)する方法もあるようです。でも、これでは、眉毛の自然な毛の向きや密度の調整ができないので、やはり自毛植毛で一般的なマイクログラフト植毛を実施したほうがよいです。さらにマイクログラフト植毛の中でも、なるべく1本1本の単位に分けた単一植毛で細い髪を選んで植毛するのが眉毛には適切なようです。単一植毛を実施している場所に、ニドー植毛相談所や神奈川クリニックなどがあります。植毛後は眉毛が長くなりすぎないように定期的にカットしたり、ヘアワックスなどで自然な癖付けをすることがすすめられます。また、アイランドタワークリニックのように、FUE(後頭部から植毛株を直接抜き取る手法)を実施しているクリニックでは、後頭部にできる縫い合わせの傷を作らずに、眉毛植毛できるのではないかと思います。
最後に、まつ毛に関してですが、まつ毛の植毛にはとても専門的技術が必要で、数少ない植毛医によってしか行われていないようです。植毛先のまぶたがとても繊細な場所である上、失敗した場合の見た目のインパクトが強いという理由からです。まつ毛植毛にも後頭部の毛が使用されることが多いですが、眉毛を使うこともあるようです。通常特殊なニードルを使って植毛されます。まつ毛は上まぶたに100本ほど生えていて、下まぶたには60本ほど生えているといわれます。通常まつ毛植毛の1回のセッションは60本ぐらいで、1-3時間かかるようです。まばたきしないようにまぶたを固定して手術することもあるようです。
まつ毛植毛の副作用として、目のかゆみが出たり、かいてしまって植毛したまつ毛が抜けてしまったりすることがあります。まつ毛植毛後は慎重なアフターケアが必要になります。手術直後の数日は、寝ている間に目をかいてしまわないように、ゴーグルをつけて寝ることをすすめられる場合もあります。また、まつ毛植毛で見た目が向上することを、過度に期待してしまうケースも多いようです。植毛による現実的な結果を、事前に良く知ることが大切です。余談ですが、薬でまつ毛を長くしようと試みることもあるようです。高眼圧症や緑内障治療に使用されるラタノプロスト:Latanoprost(商品名はキサラタン:Xalatan)は、まつ毛が濃く太くなるという副作用があります。でも、元々存在しないまつ毛が新しく生えてくることはありませんし、副作用として視界がぼやけることがあるようです。
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参考文献 参考サイト
日本の書籍やホームページで得られる情報は、情報にかたよりがある場合が多いです。当サイトでは、薄毛対策先進国のアメリカからの情報をメインとし、その中でも最もバランスが良く信頼のおける情報を厳選しました。以下の4つが、主にこのサイトを書くために参考にした情報源です。
『Hair Loss Answers』
『The Bald Truth』
ISHRS(国際毛髪外科学会)のウエブサイト
http://www.ishrs.org/
FDA(米国食品医薬品局)のウエブサイト
http://www.fda.gov/
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