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薄毛に効くハーブ−ノコギリヤシと緑茶 - 様々な薄毛対策手段

 薄毛対策として、多くのハーブやサプリメントが販売されています。でも、そのほとんどは効き目のないハーブばかりです。特にインチキ商品が横行している分野の一つです。これまで正式に薄毛への効果が正式に証明されたハーブは1つもありません。ハーブは所有権や独占権が主張できないので、お金のかかる大掛かりな臨床試験をする人がいないから効果が証明されていないという意見もあります。

 薄毛に効くハーブの代表的な存在は、ノコギリヤシ(ソーパルメット:Saw palmetto)です。効果が高いとされるノコギリヤシも、実際には小規模での実験しか行われていません。20人程度を対象に実施された二重盲のプラセボ(偽薬)を使った臨床実験では、5ヵ月後にはノコギリヤシを摂取した人の6割に薄毛状態の改善がみられたそうです(偽薬は11%)。ノコギリヤシは、かつてアメリカインディアンが健康のために使用したハーブとして知られています。インディアンはノコギリヤシを、牛の泌尿器関係の問題改善にも使用していたそうです。1950年ごろからは、前立腺肥大の治療薬としても生産されるようになりました。プロペシアの成分フィナステリドも前立腺肥大の治療薬として使われているので、そういう意味ではプロペシアとも似ています。プロペシアと同じように5α-リダクターゼの働きを抑え、薄毛の原因となるDHTというホルモンの生成を抑制します。

 プロペシアとの違いは、プロペシアが5α-リダクターゼのタイプ2のみに働きかける一方で、ノコギリヤシは両方のタイプ(タイプ1とタイプ2)に働きかけるとされているところです。タイプ2は全体の3分の2のDHTを作り出し、タイプ1は全体の3分の1のDHTを作り出しています。5α-リダクターゼのタイプ1にもタイプ2にも働きかけるデュタステライドという薬が開発されていますが、まだ薄毛治療薬として認可されていません。そのためプロペシアとノコギリヤシを併用することは、現在可能な選択肢の中では、最も高い効果が期待できるといえます

 ノコギリヤシのカプセルはプロペシアの5分の1以下の値段(1ヶ月分が1000円から2000円程度)で市販されています。副作用も無くとても安全なハーブです。副作用がもしあるとすれば、少し性欲減退があるとも言われています。でも、一番の問題はにおいかもしれません。ノコギリヤシの錠剤を手にとって鼻の近くでにおってみると強烈なにおいがします。ノコギリヤシは木の実からの抽出されたエキスから作った錠剤が最も効くので、木の実自体をドライにしたものを選択してはいけません。理想的な選択は、ノコギリヤシエキスが160mgで脂肪酸が85-95%含まれている錠剤です。それを1日2錠(朝晩など)摂取します。日本でもネイチャーメイドなどの製造元から格安で発売されています。

 その他にも、最近では緑茶やコーヒーなどに薄毛の進行を遅らせる効果があると言われています。緑茶に含まれるカテキンは、5α-リダクターゼのタイプ1の働きを抑えると言われています。ノコギリヤシと同じように、緑茶はプロペシアとの相性がよいと思われます。ただし、緑茶が5α-リダクターゼのタイプ1に顕著な働きを示すために必要な量は、常識的な摂取量を超えているかもしれず、どれぐらい飲めばどれぐらい効くのかは分かりません。ただし、緑茶は酸化や老化を防止する効果もあるので、ガンや心臓病にも良いため意識して飲んでよいと思います(さらにコレステロールも下げる効果がある)。なお、紅茶には薄毛対策に対する効果はなく、緑茶のみ有効だそうです。



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  更新日: 2007年11月 8日


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