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シャンプーの基本知識 - 様々な薄毛対策手段

 シャンプーは毎日頭髪につくものなので、育毛効果があるものも同時に期待してしまいますが、育毛効果のあるシャンプーは現実的ではないことは以前解説しました。(シャンプーで薄毛は治療できるのか 参照)シャンプーはほとんど水で洗浄されてしまいますし、洗浄するときに体にかかったり口に入ったりする可能性もあるので、有効成分の安全で効率的な使用が難しくなるからです。

 それではどんな洗髪の方法をとっても薄毛対策に影響はないのでしょうか。例えば一般的な石鹸で体と一緒に頭髪も洗ってしまってよいのでしょうか。石鹸のほうがシャンプーよりも天然で自然な感じもします。シャンプーはカラフルな着色がされているのに比べ、石鹸は主に白色をしているのも印象が良いです。皮膚の汚れや脂を洗い落とすという共通の目的ですし、体を洗うために使っている石鹸で髪も一緒に洗っても問題がないように思います。

 確かに石鹸は皮膚の炎症を起こしにくいという利点はありますが、アルカリ性なので髪の表面を傷つけて痛みやすい髪にしてしまいます。また一般的にシャンプーより洗浄力が強く、髪がごわついたりパサついたりすることもあります。いわゆる男性型脱毛症(AGA)の原因ほど劇的に薄毛を進行させることはありませんが、長い目で見ると痛んだ髪が更に髪の寿命を短くする原因になる危険性も考えられます。ただし、石鹸にもシャンプー専用に弱酸性のものなど髪に優しい種類も存在します。石鹸をシャンプーに選ぶときは成分を注意してみることが必要です。

 シャンプーは頭髪洗浄専用に開発された商品ですが、シャンプーの選択に関しても少し注意が必要なようです。意識的によいシャンプーを選択するようにするのが安全です。だからといって高級なシャンプーを選ぶのがベストというわけでもありません。

 シャンプーは水を基本に洗浄剤、香料、防腐剤などで構成されています。その上に髪に良いとされる天然成分やビタミンなどが付加されたりします。シャンプーなど化粧品関係の成分表示は2001年よりすべての合成成分を表示することが義務付けられるようになりました。すべての成分が書かれているのはよいことですが、成分が多すぎてどうやって判断してよいか混乱してしまいます。しかし、成分の表示順は配合量の多い順と定められており(配合量が1%未満のものは順不同)、上から順にいくつかの成分を見るだけでどんなシャンプーかを判断することができます(通常配合分量までは書かれていません)。

 シャンプーの成分として「ラウリル硫酸ナトリウム」などの「硫酸」系の洗浄剤が入ったシャンプーがよく市場に出回っていますが、この成分が主成分のシャンプーはなるべく避けたほうがよいようです。「ラウリル硫酸」がよく使われる理由は、大量生産に向き原料費が安いからです。しかし、この成分は洗浄力が強すぎて、髪や頭皮を痛めてしまうことが考えられます。アレルギーなどの皮膚刺激を引き起こす可能性のある成分として、厚生省が定める「表示指定成分」にも含まれています。「ラウレス硫酸ナトリウム」も「ラウリル硫酸ナトリウム」をマイルドにした成分で、こちらも同種の成分といえます。

 ラウリル硫酸系以外の洗浄成分としては、例えばベビーシャンプーにもよく使われる、天然成分から作られた「ベイタン」系のシャンプーがよい選択の1つとして考えられます。

 シャンプーからの影響は、毎日頭皮や頭髪に積み重ねられていきます。そのため、少々面倒でも成分表示を見ながら髪に優しいシャンプーを選択するのが薄毛対策には重要かもしれません。



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  更新日: 2009年11月 1日


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